価格デザイン研究所

価格デザイン研究所(英:Price Design Institute)は、”売る人・買う人・作る人が、価格で対話する”をコンセプトに、製品に携わる人たちがもっと元気に活躍していけるよう、“製造業のための、勘と経験に頼らない価格設計・価格転嫁”に関する専門的な知識や技術を研究し、またその内容をサービスとして提供する機関です。

サービスの特徴としては、プロダクト・アウトの考え方をベースに、現場実務の視点で、価格計算目的の原価計算にアプローチするところです。サービスの提供方法は、①価格計算のコンサルティング(具体的な対応策や考察の提供)、および②価格計算のカウンセリング(自発的な理解や洞察への到達のための支援)、です。

業 種
 専門サービス業
分 野
 管理会計、特に”原価計算"
内 容
 勘と経験に頼らない価格設計・価格転嫁
期 間
 2018年-
範 囲
 全国どこへでも(現在は関西と九州が多い。)
所 長
 小林 靖央
住 所
 大阪府大阪市北区菅原町11-14_菅原ビル4階
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  • こんなお悩みはありませんか?

    ① 決算書では儲かっているけど、感覚的には儲かっていないと思う。

    ② 企業全体では把握できるけど、製品個別までは把握できていない。

    ③ 価格の設計や転嫁を検討したいけど、情報の集め方がわからない。

  • その背景にあるもの

    プロダクト・アウト
    プロダクト・アウトの考え方をベースにすると、コア技術として選択した独自の技術の利用を優先し、その独自の技術に強く結びついた創造的な製品を生み出すことができます。これは製造業の醍醐味だと思います。一方で、プロダクト・アウトでは新しい価値を伝えるためのプロモーションが必要になります。なぜなら、マーケット・イン、すなわち顕著化しているニーズへの適合を優先し、そのニーズに応えるための技術開発を行うものとは考え方が異なるからです。(なおマーケット・インでは、そのプロモーションはプロダクト・アウトに比べて容易ですが、価格競争への対策が必要になります。)

    製品の価値
    プロモーションで伝えたい製品の価値には、QCDがあります。Q(:Quality)は品質を、C(:Cost)は費用を、D(:Delivery)は納期を、表します。品質と納期は使用価値といわれ、それがどれくらいの効用があるかを主に定性的に表されます。一方で、費用は交換価値といわれ、現代ではお金に交換するためにその使用価値を定量的(数値的)に表されます。ここで、Cは費用と表していますが、売る人にとっては販売価格といえますし、買う人にとっては仕入価格といえますし、作る人にとっては製造原価といえます。それぞれの立場に応じて、弾力的に読み替えて下さい。

    製造現場の現状
    近年、技術革新は著しく、マーケットのニーズの変化も速いため、製品のライフサイクルが短くなっており、製造現場は使用価値(品質や納期)のアップデートに注力をせざるを得ず、交換価値(費用)までケアすることが難しい状況にあるようです。交換価値のアップデートは、それぞれの立場に応じての検討するが必要であり、しかもそれぞれに専門性が求められるためさらに難しくしています。交換価値をケアするにあたって、販売価格も仕入価格も、その根源は製造原価であるため、まずはここからアプローチしたいところです。

    顕在化している課題
    製造原価の計算は、財務諸表の作成のためだけでなく、本来であれば、経営管理者に対して、価格設定や価格転嫁のために情報を提供し、また業務計画や原価管理に役立てることがその目的です。コロナ渦以降では特に物流や物価の変動などのビジネスモデルの変化が著しいため、従来の経営管理の体制、とりわけ製造原価の計算の方法では、これらに対応できていない恐れがあるといえそうです。この生じている歪みが、上記の「こんなお悩みはありませんか?」のように、顕在化していると思います。

  • わたしたちが、したいこと

    コミュニケーションのツールとして原価計算
    価格デザイン研究所は、売る人・買う人・作る人が価格で対話できるように、コミュニケーションのツールとして原価計算を提供しています。ヒトとヒトを繋ぐコミュニケーションだからこそ、勘と経験に頼らない、価格設定・価格転嫁を。変化が速い時代だからこそ、今この瞬間に合った、オリジナルにカスタマイズされた経営管理の体制へ。

    想像してみてください!
    それができれば、製品に携わる人たちがもっと元気に活躍していける、そんな楽しそうなイメージ。

  • (参考)よくあるお問い合わせ

    ・顧問の税理士先生がいるんですが...
    顧問の税理士先生のご理解ご協力を頂いてから、弊所のサービス提供を始めています。
    価格デザイン研究所の専門分野は「原価計算」です。管理会計という大きな枠組みでは同じ領域ですが、細分化すると原価計算は異なる領域です。顧問の税理士先生にも、そのようにお伝え下さい。ご用命を頂きましたら、同席のうえ説明させて頂きます。

    ・コンサルティングって何をするんですか?
    価格デザイン研究所では「コンサルティング」を、具体的な対応策や考察の提供、と定義しています。
    具体的には、ご依頼事項について、まずは、資料の閲覧をしたり、内容の聴取をして、現状を把握します。そして、具体的な対応策や考察を提供して、意見交換しながらクライアントの意思決定をサポートしています。

    ・カウンセリングって何をするんですか?
    価格デザイン研究所では「カウンセリング」を、自発的な理解や洞察への到達のための支援、と定義しています。
    具体的には、クライアントが抱えている課題について、俯瞰的な視点で、整理*1と整頓*2をサポートしています。*1「整理」は、必要な項目を抽出して、不要な項目を手放すことをいいます。*2「整頓」は、抽出した必要な項目で、課題を検討することをいいます。

    ・費用はどれくらいかかりますか?
    まず、関与月数で基本報酬が必要になります。そして、「コンサルティング」は関与日数で、「カウンセリング」は関与時間で、業務報酬が必要になります。ご不明な点等は、お問い合わせ下さい。ご用命を頂きましたら、見積りもさせて頂きます。

  • (参考)知らないと損する...かもしれないこと

    (1) 「会計」とは?
    「会計」は、...お金ではない(会計≠お金)。ぜひ知って下さい!「会計」の意味は、"説明する"です。では、ビジネスで説明する相手先は、①株主(例、出資者)、②債権者(例、金融機関)、③行政(例、税務署)、忘れてはいけないのが、④経営者、⑤従業員、です。①②③は外部向けの説明で、法律で規制されています。④⑤は内部向けの説明で、自主的にされるものです。

    (2) 「経営」とは?
    「経営」意味は、"理論(=経)を実践する"です。だから、①ご自身の"理論"の形成、②実践の手段となる事業の構築、これらが経営には必要です。①をして②をするのが演繹的なアプローチで、②をして①をするのが帰納的なアプローチです。

    (3) 「管理」とは?
    「管理」の意味は、"目標と現状の差を埋める行動"です。だから、管理には、①目標を決める、②現状を知る、③行動を選択する、の3つが揃っていることが必要です。例えば、①は目的地、②現在地、③手段・経路。1つ以上が欠けていると、必ず迷子になります。

    (4) 「経理」とは?(名称に「~務」がつかない!?)
    まずは総務(総ての事務)。それから役割別に細分化して、財務(財産に関する事務)、税務(税金に関する事務)、労務(労働に関する事務)、法務(法律に関する事務)など。では、経理は?...ただの事務にあらず。「経理」は、営管の略です。その役割は、経営を管理する、すなわち経営者の理論を実践するために、目標と現状の差を埋める行動をする、です。

    (5) 「ビジネス・マップのデザイン」
    経営学をベースに、事業の全体を考える、価格デザイン研究所のオリジナル・メソッド。

    (6) 「プロダクト・ストーリーのデザイン」
    心理学をベースに、製品のプロモーションを考える、価格デザイン研究所のオリジナル・メソッド。

    (7) 「マネジメント・モデルのデザイン」
    会計学をベースに、目的に合わせた数値化を考える、価格デザイン研究所のオリジナル・メソッド。

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